トイストーリーと自殺

・散歩をした

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・"ゆ"が"D"みたいになってた。

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・かっけえ木

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・自殺について考える。

結構な人が様々な死にたさをもって生きてるように、自分も、内包する希死念慮に積極的だった時がある。以前通っていた専門学校を辞めるときと辞めた後は特にそれがピークであり、よく精神的な自傷をしていた。

それでも死んでないのは、暇だったからというのが大きい。(辞める前は、病気になって寮の自室に引き籠っていたし、辞めた後は俗にいう浪人生だったから。)そういう時に過ごす暇は、自己卑下や自己憐憫で苦しいけれど、衝動性をもった死にたさからは解放してくれるように思う。

自殺は主体化による影響が大きい。

職業でも恋愛でも勉強でも、そこにおける社会活動に、自分が統一的に存在していると考えてしまうと、そこからドロップアウトしたとき、すべてを失ったような感覚に陥ってしまい、人は自殺を考えてしまうのだろうと思う。

自分もやりたいことがあり、いろいろ考えでうえで、専門学校に入った。当時の自分にとってその専門学校は夢を叶えるためのものであり、そこでの自分が全てだった。(そのために上京までしたんだ、そう考えても仕方ないよね。)

しかし、入ったあとで、自分の想像と現状の乖離をジワジワと実感しいき、それは同時に、自分そのものの崩壊をあらわした。

しかし、先に病気で身体が壊れたことで、自然と暇が発生し、崩壊を感じている時の精神状態じゃ思いつかなかったような選択肢がたくさん浮かんできた。

その選択肢は、逃避や信仰を含んだものではあったが、主体化されていた自分には思いつかないものであった。そして、それは健康のために必要な現実逃避であり、生きるための手段であった。

おれはトイストーリーが好きだ。でもトイストーリーにはどこか常に胸が苦しくなるような残酷さがある。ちゃんと自殺の話に繋げるから聞いてほしい。

トイストーリーが残酷なのは、おもちゃたちの存在意義がすべて持ち主であるアンディに依存しているからだ。アンディがこのおもちゃをいらないと思った時点で、そのおもちゃは存在意義を失う、おもちゃは所詮おもちゃにしかならないからだ。

トイストーリー1で、バスライトイヤーがシドの家で自分自身のcmを見てしまい、自分が宇宙戦士ではなく、ただのオモチャでしかないことを実感し、絶望するシーンがある。それでも、立ち直れたのは、ウッディの友情を通して自分がオモチャであることを受け入れたからだ。でも、バズライトイヤーにはもう次はない。自分がオモチャであるという事実を受け入れた以上、今度それを否定された時、本当の意味で、自分の価値が失われてしまう。もしアンディによって捨てられてしまったら、誰かが、捨てられたゴミ箱から救い出してくれない限り、バズライトイヤーに新しい価値を生み出してくれる人はいない。

しかし、私たちはトイストーリーのオモチャではない、自分の価値は、誰かに委託しているわけでもなく、自分でいくらでも再設定できる。

つまり、すべてを失ってしまったという喪失感で何もかもが嫌になっても、トイストーリーのオモチャではないので、失っても、逃げたとしてもあなたの価値は失われない。

 

でも、自殺における主体化の影響は、要因のひとつでしかなく、自殺に至る経緯はもっと複合的に事情が重なり合っている。

木村花さんの話をする。

基本仕事って、人によるが、自分の分身によるもので、連続的な意識が薄い。経理事務をしている私、設備管理をしている私、教員をしている私、土木作業員をしている私、みたいに、個人差はあるが、基本的に自分の分身によってなされる。

でも、テラスハウスの仕事は違う。そこにおける"私"は分身ではなく、そのままの、連続的な私なのだ。だからこそ、ここでの誹謗中傷はダイレクトに響く。ひとつひとつの批判がすべて人格否定に繋がる。本質的な意味での言葉の暴力という感じだ。

この場合、主体化とか、選択肢が見えていないとか、冷静になっていないとか、そういう問題ではなく、その人自身の自己否定によって、あるはずだった選択肢が失われてしまう状態なのだ。

そうなってくると、状況の客観より、自分自身の客観が必要になるのだが、これは暇が解決したくれるものではないだろうなと思う。

 

人生嫌なことばっかりだけど、死んだらそこで終わりだ。これ以上マシにならない。健康のために自分への優しい嘘も時にはついて、むりやり肯定して、なんとかネジを巻いていこうね。

 

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・ネイルしたんだ。誰かと会う前にはとらなきゃ。

 

・なんかバランスの悪い日記になってしまったね。

 

・この後、ヒロアカをみるか、寝るか迷っている。