英語の授業

・大学の英語の映像授業で、外部のフィリピンの先生と交流する機会があった。zoomのブレイクアウトセッションで、俺と、髪の長い女の子とフィリピンの先生との3人で同じ部屋に分けられ交流が開始しされた。

内容としては、質問を通して自己紹介させられただけなんだけど、完全に俺の頭の悪さと、社会性の無さによって、女の子を巻き込みつつ激しめの自爆をしてしまった。

本当に何いってるかわからなかった。

フィリピンの先生と女の子が仲良く英語を通して、見事に関係を縮めていく中、俺はひとり中1単語だけを装備した生身の体で露頭に迷い、フィリピンの先生から出される質問に、一つでもわからない単語があると、その瞬間ブラックアウトしたかのように全てをを見失っていくのだった。それでも容赦なく降りかかる流暢な英語に「何をいうてんねん!!!」と内心思いっきり関西弁でキレそうになっていた。

しかし、陽気なフィリピン人の笑顔が俺の狼狽によって徐々に硬直していき、作られたものに変わっていく様を人種や国境を超え、伝わってくると、ソーリー以外の英語の謝罪表現を知らない自分を死ぬほど悔やんだ。

それに加えて、俺もフィリピンの先生も回線が悪く、音声が途切れることがあった。その度、勘で応答していたからか、なぜか、名前が佐藤(sato)として認識されてしまい、「佐藤って誰なんだ、佐藤という人に会ったという程で自己紹介してみろってことか?」と真面目に勘違いし、ずっと俺への質問無視して、ひたすらダンマリを決め込んでいた。

自分の名前があまりに呼ばれないことに、さすがの違和感を感じ、satoと誤認識されていたことに気づいた頃にはもう、このブレイクアウトセッションの時間は終わりに差し掛かっていた。

俺は焦って「ソーリー!!!no!サトウ!no!my nameソウタウラベ!!」と狂乱し、カス英語を披露した。それを見たフィリピンの先生は状況を読み込めていない様子で、日本のことわざ「空いた口が塞がらない」を体現し、そのセッションを終了した。

フィリピン人の先生は今どうしているだろうか、口は塞がったのだろうか。

 

フィリピン人の先生にも、女の子にも本当に申し訳ないことをした。2人に本当に迷惑をかけた。女の子は途中通訳までしてくれた、本当に情けない。

これを文章にして発信するのも、なんか赦しを求めてるみたいで下品だなと思ったが、ここまで書いているのは、結局、自分への同情に溺れているんだろう。浅ましいな、俺は。

 

 

・このティッシュ箱のデザインがカッコよくて気に入ってる。こんな配色のやつあったっけ。別に、使うのが惜しかったり、再利用したいとかはないけど、ほんの少しだけ部屋がアップデートされた気分になった。

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・もう書くことが思いつかない。日記は昨日も書いたしな。今日は文章を書きたくてというより、フィリピン人との話をしたくて、ブログを書き出したんだ。

・俺はクズの本懐を見てくるね。