自己愛みたいな何か

・金がないので、家の物を売って生活してんだけど、さすがに売る物も無くなってきた。着るものもなくなってきたので、ここ最近はずっとユニクロのグレーのスウェットだけ着て生活してる。入れるものがないから家具も捨てて、いつのまにか引越し前日みたいな部屋になってて自分でも引いた。(今は戻った)

 

・親のすねにも齧り付いてるわけだけど、そのことを友達に話したら「街でお前母さん見たけどすね無かったよ」と言われた。その時は陽気に返したけど次の日の朝よく見たらほんとに無くなってた(嘘)。そのくせ俺は昨日の病院の帰りに、セブンで肉まんとロースハムを買い食いし、晩御飯を半分残した(本当)。

もうこれ以上母を悲しませたくはないので、いい加減働く。見といてください。

・高校の時は特に、自意識をこねて出来た自己愛の権化みたいな人間だったので、他人の価値下げと、斜に構えた精神によって、ない自尊心とない独自性で、ないアイデンティティを満たすあるカスだった。それゆえ太宰治やカートコバーンもドン引くレベルで墜落を信仰していた。ないアイデンティティがそれを求め、自己愛が愛し、作り出した悲観的なナルシズムに意味がないことを薄々気付いていながらも、一時の快楽に縋った。現実に戻ってからというもの、それする気力も体力も失い、ラジオとアニメと小説をただ摂取して生きる植物みたいになった。

 

・昔から「悪気はなかった」という言葉があんまり好きじゃない。正確に言えば、それで全てが許される空気感が嫌だ。事実「無意識的に相手の嫌がることを選択していた」ということに変わりないので、そこから目を逸らすなよと毎回思う。

 

・もう寝る。朝だしな。