会話しない家族

・最近、いつもと変わらず家にいると世間から褒められるようになっていた。俺は自粛週間なるものができる前からずっと自粛している。

・今日もアニメや映画を見たり、読書したり、ラジオ聴きながらゲームしてたら1日が終わろうとしている、便意と尿意以外で俺をベッドから突き動かしてみろやという感情である。

・前の日記で生産性のないことばかりしていると罪悪感を纏った焦燥感で息苦しさを覚えるみたいなことを言っていた気がする。でも、最近はもうそれすら無くなった。いや、無くなったというか慣れたのかな。

・今日久しぶりに家族揃って4人で食事をした、豆乳の鍋を突いた。うちの家族は本当に会話がない。テレビでニュースを流してそれについてボソボソと話題を共有するぐらい。みんなそのほうが、気が楽なんだと思う。俺もそう。

その訳も、うちには地雷のようにタブーがある。

仕事のこと、学校のこと、性格や性質、過去の話や未来の話をするのにみんな消極的だ。家族でいるとお互いのプライベートに介入することを禁じた空気が家中にもくもくと立ち込めているのを感じる。

だから、不本意に家族のプライベートを入り込んでしまった時、変にゾッとしてしまったりする。

誰かと談笑してる声や、テンションが変に高くなってる様子、情緒に異変がある言動。

あとうちの家にはたまにある、いつに無いアルコール度数の高いお酒、鎮静剤や安定剤、誰かが怒ってる声、不意に入り込んでくる家族の断片的な情報によってその人の予想外な生活が匂った時、いつも掴みどころの無い不安や、孤立感、疎外感でいっぱいになる。

でも、これ以上仲良くなりたいわけじゃ無いんだよな、多分、みんな。

家族の誰かが困ってる時には頼って欲しいなと思う感情もあるけど、それ以上に俺は親や姉を頼りたく無いし、俺以外の家族もそうなんだろう。

そもそも、うちは家族自体、一人一人本質的にも内向的で閉鎖的人間が集まってるし、誰かに気を遣ってこの空気になってるわけでもなく、個人的な話をしたくなくて、自動的にそういう空気になっているのだからまあこのままでもいいのかな〜とも思ったりもする。

こんなことを考えてしまうのはやっばり家にいすぎなのかな。

一人暮らししたいな〜。

・このブログ、言い回しがすこし偉そうに見えるから、ですます調に直したいんだけど、一度それをやめてしまうと、どうやってですます調で書いていたか忘れてしまう。

・俺もダルゴナコーヒー作ったよ。